私もそれはわかっているのですが、埋め込んだ模様には描く模様とは違った魅力があり、すっかり嵌ってしまったのです。土を嵌めてるつもりが、嵌っているのは自分だったというわけです。模様をコツコツ凹ませて作っていき、そこに化粧土を埋め、乾いたらまた埋め、これを十分に盛り上がるまで繰り返し、程よい乾燥具合を見計らって削っていきます。やっていると目はショボショボ、肩は凝り、指にはタコができてくる始末ですが、削りだしたときに模様がパキッと浮き出る瞬間、あぁ、くぁわいい~と萌える自分を抑えられません。哀れなことです。

今回、作った象嵌模様は4種類です。
クロス柄
クロス柄
ラインドット柄
ツララ柄
写真の棚の上段はフリーカップで、ヨーグルトやジャム、アイスクリームなどにピッタリです。また小鉢としても、蕎麦猪口としても使える用途の広い器です。 下段はコップ。ハンドルのついていないシンプルなコップ型の陶器は、これまたオールマイティ。 ジュースや水、お酒、コーヒー、お茶、なんでもいけると思います。 この他にマグカップ、コーヒーカップ、ティーカップ、皿など、象嵌シリーズ色々に加え、粉引の器も出品しています。
終了しました。ありがとうございました。
「yomstore」
古本屋(仮)による古本、齋藤祐平による絵、福田サイノによる器の展示販売。
会場:路地と人(http://rojitohito.exblog.jp/)
会期:10/29(火)~11/4(月・祝)
開場時間:平日…19~22時、土日祝…14~20時
*作家在廊 11/2,3,4
サイノさんのオリジナルな、こだわった食器たち。いい味出てるよ。
返信削除私も似たような作業を木で行って、カンナをかけるとスパっとした綺麗な線がでてくるのだけど、恐らくサイノさんの感動ととっても似てると思う。
>やっていると目はショボショボ、肩は凝り、指にはタコができてくる...
この部分まで全く同じ!
将来猫ちゃんの模様とか入れる予定は?
落款は猫ですが、器の模様として猫を使うことはないと思います。それはちょっと私のテイストではなくなってしまうと思うのですよ。
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